食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03820910149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)全動物種用飼料添加物としてのベタインの(無水ベタイン及び塩酸ベタイン)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年5月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月13日、全動物種用飼料添加物としてのベタインの(無水ベタイン及び塩酸ベタイン)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2013年4月18日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 グリシンベタイン(ベタイン)は、生体内のメチル基転移反応におけるメチル基供与体として作用する。ベタインは、多くの脊椎動物種の組織にオスモライト(訳注:浸透圧調節物質)として存在し、浸透圧保護を確実にしている。
 ベタインは、最大濃度2
,000mg/kg完全配合飼料の用量で、安全マージン5以下で子豚に対して安全である。この結論は全種の豚への適用に拡大でき、全ての動物種及びカテゴリーに対して外挿が可能である。最大濃度2
,000mg/kg完全配合飼料まででの無水ベタイン及び塩酸ベタインの飼料への使用により、消費者の安全に対する影響は懸念されない。
 ベタインは、飼料又は飲用水を介して投与する場合に、全ての動物種及びカテゴリーに対して有効となる可能性がある。無水ベタイン及び塩酸ベタインはいずれも、ベタイン源として栄養的に同等であると考えられる。「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、1)完全配合飼料及び飲用水へのベタイン添加の最大量の導入、2)ベタインの飼料及び飲用水への同時使用の忌避、3)ベタイン及び塩化コリンのプレミックスへの同時含有の忌避、4)これらの添加物を取り扱う使用者の保護に関して提言を行った。
 異なる申請者による申請について、無水ベタインの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2013年4月17日採択)は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3209.pdf

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.11/2013(2013.05.29)P8~9
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3210.pdf
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