食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03820900149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、豚用科学技術的飼料添加物として使用した場合の微生物DSM 11798株の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年5月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月6日、豚用科学技術的飼料添加物として使用した場合の微生物DSM 11798株の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2013年4月16日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は単一の微生物株(DSM 11798株)から産生され、汚染をもたらすトリコテセン系かび毒類のエポキシ基を還元して、より毒性の低い代謝物にする目的で豚用飼料への使用を意図している。
 DSM 11798株を同定するために、当該株のゲノム配列及びCoriobacteriaceae科の入手可能な24のゲノム配列に基づき系統発生解析が行われた。用いられた3手法では、一貫してCoriobacteriaceae科に新しい分類を設ける必要性が示唆された。「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、新たな種及び/又は属を設定する必要性がありうると認める。
 当面の間、欧州の微生物株保存機関において当該微生物が寄託されていれば、申請中の当該添加物に限りいかなる認可も適用されることを保証するに足りる。
 許容試験の結果によると、当該添加物は子豚及び肥育豚に対して、提案されている最大用量での使用で安全であると考えられる。
 当該微生物は消費者に対してハザードとはならない。また、一連の遺伝毒性及び経口毒性試験で得られる陰性所見は、毒性の代謝産物が産生されないことを示している。
 当該添加物は、トリコテセン系かび毒類をより弱い毒性の形に生体内変換するようにのみ作用するとされることから、当該添加物の動物飼料への使用により消費者に対するハザードが生じることはない。
 デオキシニバレノールを使ったex vivo及びin vivo試験で示された証拠は、トリコテセン類の転換能力が、当該添加物が最小用量の1.7×10の 8乗CFU(訳注:コロニー形成単位)/kg完全配合飼料で飼料へ使用される場合に豚において生じる可能性を裏付けている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3203.pdf
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