食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03801650149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育豚及びマイナー種の豚用飼料添加物としてのAveMixXG10(エンド-1 ,4-β-キシラナーゼ及びエンド-1 ,3(4)-β-グルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書
資料日付 2013年4月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月5日、肥育豚及びマイナー種の豚用飼料添加物としてのAveMixXG10(エンド-1
,4-β-キシラナーゼ及びエンド-1
,3(4)-β-グルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2013年3月12日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 添加物AveMixXG10はTrichoderma reesseiの2種類の菌株が産生するエンド-1
,4-β-キシラナーゼ(キシラナーゼ)及びエンド-1
, (3)4-β-グルカナーゼ(グルカナーゼ)の製剤である。当該製品は現在、肉用鶏、採卵鶏、マイナー種の家きん及び離乳後の子豚への畜産技術添加物としての使用が認可されており、機能グループは消化促進剤である。申請者は、キシラナーゼについては4
,000XU(キシラナーゼ単位)/kg完全配合飼料、また、β-グルカナーゼについては900BGU(グルカナーゼ単位)/kg完全配合飼料の推奨用量で肥育豚及びマイナー種の豚への認可拡大を求めている。
 当該添加物は当推奨用量での子豚への使用について安全性が実証済みであることから、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、この結果の肥育豚への拡大及びマイナー種の肥育豚への外挿が可能であると考える。
 AveMixXG10の当該推奨用量(4
,000XU及び900BGU)での肥育豚用飼料への添加により、1件の実験では無添加飼料と比較して体重の有意な増加と、一日当たりの体重増加を示し、2件の実験では飼料効率が有意に向上した。したがって同パネルは、当該添加物は当該用量で肥育豚に対して有効である可能性があると結論づける。
 キシラナーゼ及びグルカナーゼの作用機序は全ての種類の豚において同じであると推測されることから、離乳後の子豚及び肥育豚に対する有効性に関する結論は、それぞれ当該用量での使用で全てのマイナー種の肥育豚への外挿が可能である。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.8/2013(2013.04.17)P9
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3171.pdf
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