食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03801580208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、「食品の放射線照射」に関する消費者向け情報を公表 |
資料日付 | 2013年4月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は4月15日、「食品の放射線照射」に関する消費者向け情報の更新を公表した。概要は以下のとおり。 食品の放射線照射は、細菌や害虫を殺し、食品の保存期間を延ばすために50カ国以上で使用されている。1950年代後半以降、食品を処理するために使用されている放射線照射は、加工業者に化学物質や熱処理に替わりうるものを提供している。 研究から、食品の放射線照射は、安全かつ有効であることが示されている。この加工工程は、世界保健機関(WHO)、国際連合食糧農業機関(FAO)、欧州共同体食品科学委員会(the European Community Scientific Committee for Food)、米国食品医薬品庁(FDA)、英国上院委員会(United Kingdom House of Lords committee)及びFSANZの科学者によって徹底的に検討されている。 1. 食品の放射線照射はどのようにして認められるか? FSANZは食品が放射線照射される前に許可を与える必要がある。FSANZの評価は以下のことを検討する。 ・処理に対する技術的必要性 ・処理の安全性 ・食品成分に及ぼす影響 ・食品の栄養価に及ぼす全ての影響 FSANZはヒトの摂取にとって安全でない又は適切でない食品を浄化するために放射線照射を用いることを許可しない。 2. 食品に対してどのように放射線を照射するか?(回答略) 3. 放射線を照射された食品は、放射能を有するか? いいえ。放射線照射の間、食品は放射線源に接触することがない上、食品の処理に使用されるエネルギーレベルには上限がある。したがって、認可された放射線源では、食品が放射能を帯びる程十分な高エネルギーのガンマ線、電子又はX線を生成しない。放射性エネルギーは、処理後の食品に残っていない。 4. どのような食品に放射線を照射しているか? 豪州及びニュージーランドでは、ハーブ及び香辛料、ハーブティー及び一部のトロピカルフルーツのみに照射することができる。 FSANZは、トマト及び唐辛子への適用を承認しており、この承認は、食品規制担当大臣に通知されている。(認可された線量はトロピカルフルーツ、柿、トマト及び唐辛子への最大1kGyからハーブ及び香辛料への30kGyまでの範囲である。)FSANZはこれらの食品に放射線を照射することが技術的に必要であり、安全性の懸念や栄養価の重大な損失がないことを立証している。 5. 食品が照射されていることをどのように知ることができるか? 放射線照射された食品、又は放射線照射された原材料や成分が含まれている食品は、食品、原材料、成分が電離放射線で処理されている旨を表示する必要がある。通常の表示が必要でない食品の場合は、義務的表示を当該食品に近接して表示しなければならない。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/consumerinformation/foodirradiation.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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