食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03800570295
タイトル 国際連合食糧農業機関（FAO）、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスに関するFAQを更新
資料日付 2013年4月15日
分類１ -
分類２ -
概要（記事） 　国際連合食糧農業機関（FAO）は4月15日、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスに関するFAQを更新した。概要は以下のとおり。
Q1．A(H7N9)ウイルスとは？(回答省略)
Q2．当該ウイルスにヒトが感染した場合の主な症状は？(回答省略)
Q3．当該ウイルスと動物との関連性は？
A3．中国当局の公式発表によると、感染者が報告された地域の生鳥市場から採取した鶏、うずら、あひる及び捕獲後に飼育されたハトの検体からH7N9ウイルスが検出された。
　アジアにおける当該ウイルス亜型の動物感染に関する報告は、2008年に韓国及びモンゴルで行われたサーベイランスで野鳥からH7N9亜型が分離されたものがあるのみである。
Q4．野鳥も感染しているか？
A4．H7N9ウイルスが初めて確認されて以降、中国で野生の渡り鳥が当該H7N9ウイルスに感染している証拠はない。
Q5．当該ウイルスのヒトへの感染源は？
A5．感染源はまだ特定されていない。中国におけるH7N9感染者の多くが、自家飼育の家きんとの接触があったと報告されている。
Q6．当該ウイルスとH5N1などの高病原性ウイルスとの違いは？(回答省略)
Q7．インフルエンザウイルスからヒトを守るために何をすべきか？(回答省略)
Q8．鳥インフルエンザの感染者が出た国の当局が取るべき予防措置は？(回答省略)
Q9．FAOはA(H7N9)に対してワクチン接種を推奨しているか？
A9．ウイルスが動物にまん延しているかが未だ不明であるので、FAOは動物のワクチン接種を推奨するのは時期尚早と考える。H7ウイルスのワクチンは市販されているが、今回の新型ウイルスに対する有効性を見定めるには、さらなる情報が必要である。
Q10．動物のワクチン接種の目的は何か？また、ワクチン接種を促進する際に考慮すべきことは？(回答省略)
Q11．鳥インフルエンザの感染者が出た国の人々が取るべき予防措置は？(回答省略)
Q12．家きんの販売又は運搬に従事する人々が留意すべきことは？(回答省略)
Q13．生きた鳥が売買される市場にはどのような衛生措置が適切か？(回答省略)
Q14．鶏肉は食べても安全なのか？
A14．十分に加熱調理された食品の摂取を介してインフルエンザウイルスが伝播することはない。通常の加熱温度(食品のどの部分も70℃に達し、「ジュージューと音が出る」熱さ)で不活化する。
　病気の動物及び病死した動物は食べてはならない。死亡動物を他人に与えたり販売したりしない。また、他の動物に餌として与えない。
　食肉製品は、加熱調理及び食事準備での取扱いが適正に行われれば食べて安全である。卵及び卵を含む料理も、全体的に加熱調理する必要がある。(出典：世界保健機関（WHO）及びFAO)
Q15．食品の準備に関する優良な実践方法とは？
A15．以下の点を心掛ける。
1)食品の取扱いの前後に手を洗う。2)生の食品の取扱いと、加熱調理済み又は非加熱喫食用食品の取扱いの間に手を洗う。3)生の肉は加熱調理済み又は非加熱喫食用食品と離しておく。4)生の食品用とそれ以外の食品用とで調理器具類は使い分ける。5)生の肉に接触した表面や調理器具は全て洗浄消毒する。(出典：WHO及びFAO)
Q16．FAOはどんなことを行っているのか？(回答省略)
Q17．中国当局が取った行動に対するFAOの見解は？(回答省略)
Q18．中国は、ヒトへの感染が報告された地域における健康な鳥のウイルス検査を行うべきか？
A18．中国当局はヒトの感染が報告された地域での家きん、野生動物及び豚のサンプリング数を増やした。
Q19．現時点で、FAOは貿易制限を推奨するか？
A19．輸入国に対しては、国際基準を遵守し、生体動物のスクリーニングのための獣医学体制、証明書の発行及び輸入品の管理を確実に実施するよう助言する。
　貿易制限は、特定の動物製品がその国にもたらすリスクの度合に応じて常に見直すことが必要である。中国におけるH7N9ウイルスは、病原巣又は媒体がまだ特定されていない。動物疾病が関連する時は、貿易制限などの対応措置を絞り込む上で、どの動物種がそのような役割をしているかを知ることが不可欠である。」
Q20．ヒトにおけるインフルエンザに関する詳細情報、また、防疫に関する詳細情報はどこから入手可能か？
A20．WHO及び米国疾病管理予防センター(CDC)のウエブサイトから入手可能である。
地域 その他
国・地方 その他
情報源（公的機関） 国際連合食糧農業機関（FAO）
情報源（報道） 国際連合食糧農業機関（FAO）
URL http://www.fao.org/avianflu/en/qa_h7n9.html
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