食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03790730305
タイトル 欧州連合(EU)、スペインにおいて牛海綿状脳症(BSE)発生の公式確認後にリスク牛を生産寿命の最後まで使用することを認可
資料日付 2013年3月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は3月19日、スペインにおいて牛海綿状脳症(BSE)発生の公式確認後にリスク牛を生産寿命の最後まで使用することを認可する委員会施行決定2013/137/EUを官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. 規則(EC) No 999/2001は、動物における伝達性海綿状脳症(TSE)の防止、管理及び根絶のための規定を定めている。当該規則の第13条第1項の第1段落で、TSEの発生が公式に確認された場合に適用される根絶措置について規定されている。当該措置は、特に、患畜との疫学的な関連性によりリスクがある(「リスク牛である」)と特定された牛の殺処分及び動物由来生産物の完全な焼却処分で構成されている。
2. スペインは、規則(EC) No 999/2001の第13条第1項第1段落のC号の特例として、リスク牛を生産寿命の最後まで使用することができる決定を求める要請を欧州委員会(EC)に提出した。
3. スペインから提出された管理措置は、現行レベルのヒトの健康保護及び動物衛生保護が危うくならないような方法で、牛の厳格な移動制限及びトレーサビリティを規定している。特定の条件が満たされるとすれば、肯定的なリスク評価を根拠として、スペインがリスク牛を生産寿命の最後まで使用することを認めることが望ましい。
 以上の経過及び観点から、スペインは、特定の条件下で、リスク牛を生産寿命の最後まで使用することが認められた。
(訳注:ここでのリスク牛とは、規則(EC)No999/2001 附属書 I 2.(c)で「コホート」と定義されている「患畜の出生前後12か月間に同じ農場で出生した牛、又は出生から1年以内に患畜と同じ餌を給与された牛」を指す。)
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2013:075:0037:0037:EN:PDF
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