食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03790680314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、冷凍イチゴは完全に加熱調理して摂取することを推奨する意見書を公表
資料日付 2013年3月13日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は3月13日、冷凍イチゴは完全に加熱調理して摂取することを推奨する意見書(2013年3月13日付け、№05/2013)を公表した。概要は以下のとおり。
 2012年に幼稚園及び小学校の児童生徒の間で発生した急性の下痢を伴う食中毒では、施設内の給食が担う責任の大きさが浮き彫りとなった。11
,000人の患者を出した当該集団食中毒は、ドイツにおいて過去最大級であった。
 政府及び連邦州政府による調査の結果、この冷凍イチゴにはノロウイルスに汚染されたロットが含まれており、それが集団食中毒の原因であることが判明した。当該イチゴは、複数の異なる工場内の調理場で消費用に加工された。
 BfRは、当該集団食中毒により、加熱が不十分な状態で冷凍イチゴを摂取すれば病気に罹る可能性があることが示されたとして、「安全な食品」と題するBfRのリーフレットの内容を更新した。当該リーフレットには、この問題に関心を持ってもらうことを意図して、学校や福祉施設などにある給食施設に向けた助言が含まれている。
 近年公表された研究データは、ノロウイルスが冷凍イチゴに存在すること、疾病の原因となることを明確に示している。今回、集団食中毒の原因となった冷凍イチゴのロットからノロウイルスが検出されたことにより、この知見はドイツにおいても裏付けられた。
 現在の知見レベルでは、冷凍イチゴがノロウイルスに汚染されている場合、当該イチゴを使った料理を介しての感染リスクは、生であるほかに、短時間又はむらのある加熱が原因でも高まると考えられている。しかし、中心部の温度が90℃超になるまで加熱すれば、存在する可能性のあるいかなるウイルスも完全に不活化するに十分であると考えられる。
 当該意見書の原文(ドイツ語)は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/de/presseinformation/2013/05/tiefkuehlbeeren_vor_dem_verzehr_besser_gut_durchkochen-133013.html
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2013/05/deep_frozen_berries_are_better_thoroughly_cooked_before_consumption-133016.html
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