食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03780710149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、家きん、子豚及び肥育豚用飼料添加物としてのHostazym X(エンド-1 ,4-β-キシラナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年2月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月22日、家きん、子豚及び肥育豚用飼料添加物としてのHostazym X(エンド-1
,4-β-キシラナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2013年1月31日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 Hostazym Xは、Trichoderma citrinovirideの非遺伝子組換え株から産生されるキシラナーゼ酵素製剤である。細菌を使った復帰突然変異試験において、発酵産物は陰性であった。In vitro染色体異常試験及びin vitroコメットアッセイの結果、当該製剤に遺伝毒性作用があることが分かった。対象動物種での許容試験では当該添加物の有害な影響は示されなかったものの、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該製剤がもたらす遺伝毒性ハザードを考慮に入れると、対象動物種に対する安全性については結論づけることはできないとしている。
 ラットを用いた亜慢性試験では、消費者の安全性への懸念は示されなかった。しかし、当該添加物を給餌した動物由来の食品中の潜在的遺伝毒性物質の性質及び分解などに関する情報がないことから、同パネルは当該添加物の消費者に対する安全性については結論づけることはできない。
 当該製剤には遺伝毒性作用が存在することから、いかなる暴露量もハザードになると考えられる。
 有効性試験で得られた結果に基づき、FEEDAPパネルは、1
,050EPU/kg飼料の用量で肉用七面鳥に対して有効である可能性があり、1
,500EPU/kg飼料の用量で肉用鶏、採卵鶏、離乳後の子豚及び肥育豚に対して有効である可能性があると結論づける。
 有効性に関する結果は、マイナー種の家きん類にも外挿が可能である。
(訳注:1EPUはpH4.7及び50℃でオートスペルトキシラン(キシロース相当量)から1分当たり0.0083マイクロモルの還元糖を遊離させる酵素の量)
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3105.pdf
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