食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03780380294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、A(H5N1)鳥インフルエンザウイルスによる感染者情報を更新 |
資料日付 | 2013年3月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は、A(H5N1)鳥インフルエンザウイルスによる3月12日現在の感染者情報を公表した。概要は以下のとおり。 2003年以降2013年3月12日までに、15か国から計622人のA(H5N1)ウイルス感染確定症例の届出があり、このうち371人が死亡している。前回(2月15日)以降、カンボジアから新たに2人の死亡症例の届出があった。また中国からは、既報の2人がその後死亡したとの通知があった。 2013年年初来、カンボジアからは9人の症例の届出があり、その内8人は死亡している。症例相互間の疫学的なつながりはないとみられ、ほとんどの感染者が村落で病鳥と接触していた。患者から分離したクレード1.1ウイルスは、当該地区の家きんから分離したものと酷似している。患者周辺の調査を行ったが、ほかに感染者はいなかった。このことからヒトからヒトへの感染ではなく、感染した家きんや汚染された環境との接触による散発的な感染とみられる。A(H5N1)ウイルスは、カンボジアの家きん間で土着的に循環していることが示唆されており、散発的なヒトの感染症例が更に予想される。 インフルエンザウイルスが家きんに循環している状況下では、特に家で飼っている家きんが感染している場合、これと接触したヒトでの散発的な感染や小規模クラスターでの感染は常に生じ得る。とはいえ現在のところ、H5N1ウイルスはヒト間では容易に伝播しないとみられるため、共同体レベルでの拡散リスクは依然低い。よってA(H5N1)鳥インフルエンザウイルスの公衆衛生リスク評価に変更はない。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_12Mar13.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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