食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03780360450
タイトル Eurosurveillance:掲載論文「2009年6月から2010年3月までの多国間におけるヒトでのSalmonella Goldcoast感染の大流行」
資料日付 2013年3月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 18
, Issue 11
, 14 March 2013)に掲載された論文「2009年6月から2010年3月までの多国間におけるヒトでのSalmonella Goldcoast感染の大流行(A multistate epidemic outbreak of Salmonella Goldcoast infection in humans
, June 2009 to March 2010: the investigation in Italy)、著者G Scavia(1.Istituto Superiore di Sanita
, イタリア)ら」の概要は以下のとおり。
 S.Goldcoastは、ヒトに急性胃腸疾患を発症させる動物由来の病原菌である。ヒトでのS.Goldcoast感染はまれで、通常動物由来食品の生又は加熱不十分な状態での摂取によって感染が生じる。
 2009年10月にハンガリーでS.Goldcoastによる国際的集団感染に関する調査が開始されたのち、イタリアで全国的な集団的調査が実施された。その目的は、以前にイタリアで発生していた予想外のS.Goldcoast患者数はハンガリーの集団感染に関連したものか否かを調査することである。2009年6月から2010年3月の間に79人の確認症例が特定された。このうち、17症例は異なる点源集団感染で、サラミの摂取との関連性があるとみられる。39人の散発例のうちの20人もサラミの摂取が報告されていた。
 S.Goldcoastの分離株15株がパルスフィールドゲル電気泳動法にて分析された。これらの株はハンガリーの流行株と90%以上の相同性があり、またイタリアで2009~2010年に豚及び豚肉含有食品から分離された株とも相当に類似していた。ハンガリーとイタリアの集団感染源及び症例の共通感染源を断定することはできなかったが、集団感染症例と豚肉生産チェーンの間には人獣共通感染に関連している可能性が示唆された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20424
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