食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03760890110 |
タイトル | カナダ保健省(Health Canada)、高齢者に対し食品安全の重要性について注意を喚起 |
資料日付 | 2013年1月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省(Health Canada)は1月28日、高齢者に対して食品安全の重要性を訴えた。概要は以下のとおり。 年齢を重ねれば、免疫力が低下するため、有害な細菌を撃退する力が弱まる。汚染された食品の摂取による重篤な疾病への罹患から高齢者を守るために、高齢者及び高齢者の食事に携わる人は、食品を取り扱ったり調理したりする際に十分注意することが重要である。 カナダ保健省は当該対象者に対し、食品を介した疾病リスクの低減のために、以下の4つのキーワード(加熱調理、清潔、冷却及び分離)を挙げて注意を呼びかけている。 1.加熱調理 食事は、常に内部が安全な温度になるまで加熱調理する。調理用デジタル温度計で確認できる。肉は、細菌が滅菌される前に茶色に変わる場合があることから、肉が食べるのに安全であるという判断を色だけに頼らない。 2.清潔 食品と接触するものは全て(手、調理台などの表面、調理器具、エコバッグなど)、正しい方法で清潔にする。生鮮果実及び野菜は、飲用水を流しながら洗う。 3.冷却 冷たい食品は冷たいままに、熱い食品は熱いままに保ち、「危険温度帯」である4~60℃に達しないようにする。生肉及び魚介類などの解凍は、冷蔵庫内、電子レンジ、又は冷水に浸しながら行う(その場合、水を30分毎に換える)。常温では決して解凍しない。 4.分離 肉及び卵などの生の食品は、交差汚染を防ぐため、加熱調理済みの肉及び野菜などの非加熱喫食用食品とは常に離しておく。 カナダ保健省はまた、高齢者が特に注意を要する食品についても言及している。その中には、食品由来の細菌がもたらすリスクが他の食品よりも高いものがある。 1.ボローニャソーセージ、ローストビーフ及び七面鳥の胸肉などの乾燥させていない惣菜肉類は、完全に加熱調理されていない場合は避ける。 2.ホットドッグは、包装から取り出してそのままでは喫食せず、十分湯気が立つまで加熱調理する。 3.生又は加熱調理が不十分な肉、鶏肉、魚及び魚介類は喫食しない。 4.冷蔵のくん製魚介類(魚及び貝類など)は避ける。 5.殺菌処理されていないフルーツジュースや乳などは避ける。 6.生の又は殺菌処理されていない乳から作られるソフトチーズ及び同様のセミソフトチーズは避ける。 7.冷蔵のパテ及びミートスプレッドは避ける。 8.生卵又は未殺菌卵を使った食品は避ける。 9.アルファルファ、緑豆などの生のスプラウトは避ける。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
情報源(報道) | カナダ保健省(Health Canada) |
URL | http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/_2013/2013_13-eng.php |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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