食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03760750295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、食品安全及び公衆衛生のためのナノテクノロジーを使った水処理に関する研究を公表
資料日付 2013年1月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は1月31日、食品安全及び公衆衛生のための、ナノテクノロジーを使った水処理に関する研究を公表した。概要は以下のとおり。
 当該研究は、スワジランドにおいて行われたFAOと米国テキサス州のRice Universityとの共同研究である。
 水は、ヒト及び動物資源から食品への病原体の伝達媒体となり得る。また、水を介して、土壌中の重金属や環境中の残留性有機汚染物質及び内分泌かく乱物質がフードチェーンに入る場合があることから、生産者から消費者までのフードチェーンにおける全段階で使用される水の水質と、食品安全との関連性は大きい。
 当研究では、水処理に活用されている様々な技術革新のうち、ナノテクノロジーが水処理及びリサイクルにとって大きな可能性を有する新興技術であると考え、以下のように結論づける。
1.酸化チタンを使った流動層光リアクター(FBPR)は将来有望な技術だが、通常のPOU(Point of use)型システムに比べて大きな殺菌効果は証明されていない。
2.光触媒(PC)リアクターの性質を持つライナーなど他の手段を開発する必要がある。
3.大部分の細菌汚染は、貯水池に柵をめぐらす、飼槽を活用するなどの方法で予防する。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL http://www.fao.org/fileadmin/user_upload/agns/news_events/Swaziland%20Study%20Summary.pdf
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