食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03760370294
タイトル 世界保健機関(WHO)、A(H5N1)鳥インフルエンザウイルスによる2月15日現在の感染者情報を公表
資料日付 2013年2月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は、A(H5N1)鳥インフルエンザウイルスによる2月15日現在の感染者情報を公表した。概要は以下のとおり。
 2003年以降2013年2月15日までに、15か国から計620人のA(H5N1)ウイルス感染確定症例の届出があり、このうち367人が死亡している。前回(1月16日)の更新以降、新たに10人の感染確定症例の届出があった。このうちの7人はカンボジアで、6人が死亡している。患者同士の疫学的なつながりはなく、ほとんどが病鳥と接触していた。サーベイランスを拡大したが、ほかに患者はいなかった。現在のところ、ヒト間での感染を裏づける証拠はない。カンボジアの家きんにはA(H5N1)ウイルスが定着していることが示唆されており、旧正月でヒトと動物の移動が活発になることから、散発的なヒトの症例が更に予想される。
 エジプトからも1人の感染届出があった。同国でもいくつかの地域でウイルスが定着しているため、やはり散発的な症例の発生が予想される。
 2月10日には中国から2人の感染届出があり、いずれも重篤である。両人とも同じ省(貴州省)であるが、疫学的なつながりはないとみられる。病鳥・死鳥との接触はなかったとされる。2012年9月には、広東省から家きんの感染届出があった。
 インフルエンザウイルスが家きんに循環している状況下では、特に家で飼っている家きんが感染している場合、これと接触したヒトでの散発的な感染や小規模クラスターでの感染は常に生じ得る。とは言え現在のところ、H5N1ウイルスはヒト間では容易に伝播しないとみられるため、共同体レベルでの拡散リスクは依然低い。よって鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスの公衆衛生リスク評価に変更はない。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_15Feb13.pdf
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