食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03760330470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、Salmonella Stanleyによる複数国での集団感染症の疫学情報を更新(1月30日付け)
資料日付 2013年2月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は2月7日、Salmonella Stanleyによる複数国での集団感染症の疫学情報を更新した(1月30日付け)。
 ECDCは2012年7月、欧州全域におけるS. Stanley集団感染症の調査を開始した。症例は、欧州ではかつて報告されたことのない、識別できないPFGEパターンの1菌株に関連していた。
 2012年7月から9月までの間、ECDCは欧州連合(EU)/欧州経済領域(EEA)に対し、ヒトからのS.Stanley分離株を全てXbal-PFGEタイピングするように働きかけ、得られた分子タイピングデータから、今回の多国にわたる集団感染症における食料生産チェーンでの可能性のある感染源を調査した。
 EU10か国において、アウトブレイク株のPFGEと一致した患者が発生していた。これらの国に対し、2011年8月1日~2013年1月23日の毎月の渡航歴のないS.Stanley症例数の調査を依頼した。その結果、684人がEU内で確認された。内訳は、ハンガリー235人、オーストリア186人、ドイツ77人、ベルギー41人、英国64人、チェコ35人、スウェーデン18人、イタリア14人、ギリシャ1人である。2007年~2011年では、EU/EEAでの渡航歴のない同症例数は平均毎月9人であった。
 月別の症例数は2012年8月のピーク(n=133)から12月(n=16)まで連続して減少しており、以前の程度(n=9/月)に近づいている。
 ヒト、食品、動物、環境からの分離株のPFGEフィンガープリントの比較分子疫学分析の結果、集団感染症の主感染源として七面鳥生産チェーンの可能性が高いことが示され、9月のECDC/EFSAの緊急リスク評価書の結論を支持する証拠が得られた。
 月別の感染者数は減少しており、感染媒体への暴露が減少したことが示されている。しかし、12月には感染国で渡航歴のない10人の届出があり、通常の程度を越えていることから、集団感染症が終息したとみなすことはまだできない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://www.ecdc.europa.eu/en/press/news/Lists/News/ECDC_DispForm.aspx?List=32e43ee8%2De230%2D4424%2Da783%2D85742124029a&ID=838&RootFolder=%2Fen%2Fpress%2Fnews%2FLists%2FNews
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