食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03720860160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、健康高齢牛のBSE検査に関する提言を公表
資料日付 2012年12月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は12月11日、健康高齢牛のBSE検査に関する提言を公表した。概要は以下のとおり。
 FSAは、同日行われたFSA理事会における合意を受け、英国政府に対し、月齢72か月を超える健康牛に対するBSE検査を廃止することができるとの提言を行う予定である。
 理事会では、現行の他の安全性管理措置が引き続き万全に行われる限り、健康牛を対象とした検査は今後必要でないとの合意に至った。
 現行の管理措置は、家畜への動物性たん白質の給餌禁止、及びと畜時の特定危険部位(SRM)の除去である。BSE検査は、食用と畜以外の理由で死亡した牛についても行われており、引き続き義務付ける。
 現行の牛のBSEモニタリング制度には、食用と畜された月齢72か月を超える全ての健康牛のBSE検査が含まれる。欧州連合(EU)が英国を含む一部の加盟国において健康と畜牛を対象とした検査の廃止を選択することを認める提案をしたことを受けて、理事会が開催された。
 FSAは、「3年以上にわたり、食用と畜された牛にBSEの新たな症例が発生していないことから、この特定検査要件を廃止する決定は適切な措置であると確信する。しかしながら、このことは業界の手抜きを認めるということではなく、他のサーベイランス措置などの様々な管理方策が万全に維持されることが不可欠である」と述べた。
 内閣が1月中の検査廃止に同意すれば、FSAはその半年後に、BSE管理が引き続き効果的であることを保証する根拠として、BSEモニタリング及び飼料規制並びにSRM管理の実施結果の詳細な報告を求められる。その後は報告が毎年公表される。
 今回の決定は過去のBSE検査規則の緩和の後に続くものである。2011年に検査対象を48か月齢超から72か月齢超へ引き上げることが決定された。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(微生物)No.26/2012(2012.12.26)P16
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2012/dec/bsetesting
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。