食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03720160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、多量喫煙者のβ-カロテン摂取の安全性に関する声明を公表
資料日付 2012年12月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月6日、多量喫煙者のβ-カロテン摂取の安全性に関する声明(2012年11月6日採択、7ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 欧州委員会(EC)からの要請を受けて、「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、多量喫煙者のβ-カロテン摂取とがんの増大が関連する可能性について結論を出すよう依頼された。β-カロテン(合成) [E 160a (ii)]の安全性は、国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA) (1975)及び食品科学委員会(SCF) (2000a)によって以前に評価されている。SCFは2000年、耐容上限摂取量(tolerable upper intake level: UL)の正確な数値を設定するには、データが不十分であると結論づけた(SCF、2000b)。
2. β-カロテン(20mg/日)の補給、又はβ-カロテン(30mg/日)及びレチノール(retinol)(ビタミンAとして25,000IU(International Unit))の補給を長期間行っている多量喫煙者(平均36年間にわたり1日1箱以上の喫煙者)の肺がん発生率が減少ではなく増加を示したことが、2つの独立した試験によって図らずも明らかになった。無作為化比較試験(randomized controlled trials: RCT)のメタ解析によって、がんのリスクに関して、β-カロテンの補給に関連したいかなる予防効果もないことが立証された。
3. 疫学研究では、約5~7年間にわたり6~15mg/日の用量レベルにおいてβ-カロテンを補給した多量喫煙者の肺がん発生率の増加は報告されなかった。
4. 本パネルは、β-カロテンの食品添加物用途及び15mg/日未満のレベルでのサプリメント用途に由来するβ-カロテンへの暴露量は、多量喫煙者を含めた一般集団において、健康への悪影響に関する懸念を引き起こさないと結論づけた。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.25/2012(2012.12.12)P10
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2953.pdf