食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03671030342
タイトル フランス農業・水産省、遺伝子組換えトウモロコシNK603に毒性があるとする新たな実験報告書について、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)に検証を要請したと発表
資料日付 2012年9月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス農業・水産省は9月19日、遺伝子組換え(GM)トウモロコシNK603に毒性があるとする新たな実験報告書について、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)に検証を要請したと発表した。
 政府は、ラットを使ったNK603の長期毒性試験でNK603の無害性に疑念を生ずるフランスの研究チームの研究報告が今日発表されることを知った。Marisol Touraine厚生大臣、Delphine Bathoエコロジー大臣及びStephane Le Foll農業大臣はANSESに対しこの研究報告書の検証を行うよう要請した。
 この研究の結論はANSESに諮問する対象となりえるものである。この研究の結論はまた、バイオテクノロジー高等評議会(HCB)の検証の対象となる。欧州食品安全機関(EFSA)にもこの研究を提出する。ANSESの意見書によっては、政府は、欧州当局に対し強化評価法に基づくこの再評価が出るまで、ヒト及び動物の健康保護対策並びにNK603の欧州域内輸入許可の一時取消しができるような措置をとるよう要請することもありうる。
 この研究は、遺伝子組換え製品市場流通認可に関する欧州連合の規制が求める毒性試験が不十分であることを確認するものである。この研究はフランス政府がGMOの作付けに対し、禁止令に基づきとった予防原則の立場が適切であったことを証するものである。
 政府はEU当局に対し、速やかにかつ大幅に健康リスク及び環境リスク評価を強化するよう要請するものである。
 フランス厚生・連帯省のプレスリリースは以下のURLから入手可能。
http://www.social-sante.gouv.fr/actualite-presse
,42/communiques
,2322/mais-ogm-nk-603-marisol-touraine
,15154.html
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス農漁業省
情報源(報道) フランス農業・水産省
URL http://agriculture.gouv.fr/Mais-OGM-NK-603-Marisol-TOURAINE
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。