食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03670810361
タイトル 台湾行政院衛生署疾病管制局、75歳の夫婦のコレラ菌感染を確認した旨公表
資料日付 2012年9月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署疾病管制局は9月18日、中部地区に住む75歳の夫婦のコレラ菌感染を確認した旨公表した。夫婦とも渡航歴はなく、ふだんから三食とも自家生産した食材(鶏肉、アヒル肉、青菜、魚介類等)を加熱調理して食べている。夫には高血圧や糖尿病の慢性疾患があり、夫は8月末、妻は9月上旬に水様便、嘔吐等の症状を呈し、現在入院治療している。検査の結果、2人の検体からコレラ菌(血清型01小川型)が検出された。同居の家族2人に症状はなく、検査結果も陰性だった。
 調理器具、地下水、養殖池の水等、13ヵ所から採取された環境検体を検査したところ、便器の水が陽性だった以外、その他の12検体は全て陰性だった。
 台湾でコレラが確認されたのは今年初めてである。台湾では2009年に3人、2010年に5人、2011年に2人のコレラ患者が発生し、そのうち2011年の86歳の女性患者は死亡している(がん患者)。
 同局は、食品は十分に加熱しなければ安全ではないこと、食品の冷蔵保存に注意すること、調理の過程では交差汚染を避けること、水は煮沸したもの或いは衛生上安全に包装されたものを飲むこと等を市民に呼びかけている。また、高齢者や健康状態が優れないといったハイリスクグループは刺身、生野菜、生カキ、加熱不十分の貝類等の喫食を避け、罹患リスクを低減しなければならないとしている。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/CHT2006/DM/DM2_p01.aspx?class_no=25&level_no=1&doc_no=86230
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