食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03661180149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用香料添加物としてのベンジルアルコール類、アルデヒド類、酸類、エステル類及びアセタール類(化学物質グループ23)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年7月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月24日、全動物種用香料添加物としてのベンジルアルコール類、アルデヒド類、酸類、エステル類及びアセタール類(化学物質グループ23)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年6月13日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該36種は現在、食品用香料としての使用が認可されており、植物原料、果実又は加工食品から検出されるが、その分布は大幅にばらついていることが報告されている。
 「動物用飼料に使用する添加物及び製剤並びに物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)の結論は以下のとおりである。
 ベンジルアルコール、安息香酸及び酢酸ベンジルについては最大用量125mg/配合飼料で全動物種に対して安全である。ベンジルアルデヒド、バニリン、没食子酸及びプロピオン酸ベンジルについては最大用量25mg/kg配合飼料で、4-イソプロピルベンジルアルコール、ベラトルムアルデヒド、4-イソプロピルベンジルアルデヒドなど15種については最大用量5mg/kg 配合飼料で、p-メトキシベンズアルデヒド、p-アニシルアルコール、p-酢酸アニシルなど10種については、最大用量1mg/kg配合飼料で安全である。ヘキサン酸ベンジル、ケイ皮酸ベンジル及び安息香酸ベンジルについては、牛、サケ科魚類及び非食用動物に対して計算最大用量(maximum calculated use level)1.5mg/kg配合飼料で、また、豚及び家きんに対して1.0mg/kg配合飼料で安全である。ピペロナールについては、牛、サケ科魚類及び非食用動物に対して計算最大用量0.5mg/kg配合飼料で、豚及び家きんに対して0.3mg/kg配合飼料で安全である。
 安息香酸塩、ベンジル誘導体及びサリチル酸塩の最大用量での全動物種用飼料への使用による消費者の安全に影響はない。没食子酸、バニリン、ベラトルムアルデヒド、p-アニシルアルコール及びp-酢酸アニシルをほ乳類用飼料に、また没食子酸を家きん用飼料に使用する場合、安全性を懸念する残留物を生成することは予想されない。家きん及び魚における他の化合物の代謝に関するデータが不足しているため、当該化合物への消費者の暴露評価をすることは不可能である。
 当該化合物36種は既に食品香料として使われており、飼料中の機能は食品中における場合と本質的に同じなので、有効性に関するこれ以上の検証は不要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2785.pdf
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