食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03650820149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、コーティング及び顆粒状にされた炭酸コバルト一水和物 (cobaltous carbonate monohydrate) の全動物種用飼料添加物としての安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2012年7月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月20日、コーティング及び顆粒状にされた炭酸コバルト一水和物(cobaltous carbonate monohydrate)の全動物種用飼料添加物としての安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年6月12日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 コバルト(Ⅲ)はコバラミンの構成成分であり、微量元素としての必須性は特定の動物種の胃腸の微生物叢のコバラミン合成能により決まる。 最大認可量までの炭酸コバルト(Ⅱ)一水和物:水酸化コバルト一水和物(2:3)の飼料への使用は対象動物種に対して安全である。コバルト(Ⅱ)陽イオンはin vitro及びin vivoで遺伝毒性があり、炭酸コバルト(Ⅱ)は発がん性、突然変異原性及び生殖毒性(CMR)を有する。コバルト(Ⅱ)の経口暴露による発がん性に関する入手可能なデータはないが、経口暴露によって、閾値を超えることによる悪影響を引き起こす可能性が考えられる。 コバルトの摂取は、コバルトを補給した飼料を給餌した動物由来の食品による可能性が最も高い。コバルトを含む飼料添加物の使用によるコバルト暴露の増加は考えられない。経口摂取によって閾値を超えることはなく、消費者の安全への懸念はない。 コーティング及び顆粒状にされた炭酸コバルト(Ⅱ)一水和物:水酸化コバルト一水和物(2:3)は反すう胃においてコバラミン合成に利用されることから、反すう動物に対して有効である。この結果は、馬及びうさぎに対しても当てはまる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2782.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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