食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03640970149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、豚、家きん、牛、めん羊、山羊、うさぎ及馬用のサイレージ添加物としての安息香酸ナトリウムの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年7月19日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月19日、豚、家きん、牛、めん羊、山羊、うさぎ及馬用のサイレージ添加物としての安息香酸ナトリウムの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表した(2012年6月13日採択)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会(EC)の要請を受けて、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、対象動物種、消費者、使用者及び環境に対する安息香酸ナトリウムの安全性に関する、また、技術的添加物(Technological additives)としてサイロ貯蔵工程の改善を目的として当該物質を2
,400mg/kg新鮮飼料の提案された用量で使用した場合の有効性に関する科学的意見書を提出した。最終的には豚、家きん、牛、めん羊、山羊、うさぎ及び馬用のサイレージ飼料としての使用を意図している。
 安息香酸ナトリウムを用いた製剤の、提案された用量での使用は対象動物種に対して安全であった。FEEDAPパネルは、当該物質のサイレージ添加物としての使用は使用者にとって安全であると結論づけた。
 試験所レベルのサイロでの実験では、乾物及び炭水化物の含有量を異なる3段階に設定し、また、それぞれ茎葉飼料、トウモロコシの実及びトウモロコシの穂軸を混ぜたもので経過を比較した。
 安息香酸ナトリウムの提案された用量での使用は、pH値の低下及び乾物の保持性を高めることにより、サイレージ生産を改善する可能性を示す結果となった。
 250~2
,500mg/kgの濃度での茎葉飼料への安息香酸ナトリウムの使用もまた、広範囲の乾物含量において、サイロ貯蔵された飼料の好気的安定性を高める効果を有する。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.15/2012(2012.07.25)P17
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2779.pdf
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