食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03640410149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、数種の野菜におけるジメトモルフの既存残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2012年7月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月26日、数種の野菜に対するジメトモルフの既存の残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2012年7月23日承認35ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州規則(EC)No 396/2005の第6条に従い、ドイツは農薬有効成分ジメトモルフの既存のMRLを修正又は設定するための3件の申請を受理した。
 ジメトモルフの意図された使用に適応するため、ドイツは、あぶらな科葉菜類の既存のMRLの定量限界値(LOQ) の0.05mg/kgを3mg/kgに、スカロールの1mg/kgを5mg/kgに引き上げることを提案した。一方、クレス及びランドクレスでは既存のMRLの修正の必要はない。インポートトレランス(訳注:海外で使用が認められている農薬等について設定される残留基準)は、なばなに対しては4mg/kg、レタス及びセロリに対しては15mg/kg、にんにく、たまねぎ及びエシャロットに対しては0.6mg/kgに設定することを提案した。ドイツは欧州規則(EC)No 396/2005の第6条に従い3報の評価書を起草した。
 EFSAによると今回のデータは、あぶらな科葉菜類に対しては3mg/kg、スカロール(南欧においては屋外における使用)に対しての6mg/kgの提案されたMRLを算定するには十分である。一方、10mg/kgの既存のMRLは、クレス及びランドクレスに意図的な室内/屋外使用を支持する。インポートトレランスは、たまねぎ、にんにく及びエシャロットについては0.6mg/kg、レタス及びセロリでは15mg/kgが提案される。キャベツの7mg/kg及びブロッコリーの5mg/kgは、米国で認可されている適正農業規範(GAP)の修正が承認されることを仮定した上で、提案される。適切な分析法は、検証されたLOQの0.01mg/kgを考慮し、農産物中のジメトモルフの残留量を監視するために利用可能である。リスク評価結果に基づき、EFSAは、提案された使用(スカロールに対する屋内での使用を除く)は消費者にとって毒性学的参照値を越える暴露にはならず、公衆衛生上の懸念を引き起こさないと結論づける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2845.pdf
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