食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03630370470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、EU/EEAの国立リファレンス研究所における6種類の食中毒病原体の検出能力調査の結果を公表
資料日付 2012年7月16日
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概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は7月16日、欧州連合(EU)/欧州経済領域(EEA)の国立リファレンス研究所における6種類の食中毒病原体の検出能力調査の結果を公表した(74ページ)。
 EU及びEEA各国の国立リファレンス研究所が、6種類の主要な食品及び水媒介病原体について提供できる業務の有効性と範囲を視覚化するために、2009年に調査が開始された。6種類の病原体とは、カンピロバクター、リステリア、サルモネラ属菌、赤痢菌、志賀毒素/ベロ毒素産生性大腸菌(STEC/VTEC)、エルシニアである。
 本調査は、国立リファレンス研究所が検出、確認、詳細な特性評価及び薬剤感受性試験(AST)に用いている病原体特異的手法、外部品質評価(EQA)計画への参加、並びに国家保健指導機関の要望との関連性を網羅している。回答率は80%以上の高い割合であった。
 今回の調査で最も印象的な発見は、欧州全体で国立リファレンス研究所の能力が一貫性を欠いていることである。数か国では、幾つかの重要な食中毒病原体を確認し、特性評価ができる研究所が極めて少ない、又はない。この格差が早期発見及び対応の能力における深刻な脆弱性を示している。訓練及び手法の標準化、外部品質保証体制の準備など、ECDCが国立リファレンス研究所の業務に提供できる支援はあるが、根本的な問題は、幾つかの国の研究所において、日々の公衆衛生活動を効果的に支援できる容量が欠如していることにある。当該報告書から欧州全域の国立リファレンス研究所の業務を早急に統一する必要性が明らかになった。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
Http://www.ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/Survey-NRL-capacity-for-food-waterborne-agents.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://www.ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/Forms/ECDC_DispForm.aspx?ID=928
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