食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03610230476
タイトル オーストラリア農薬・動物医薬品局(APVMA)、輸出トマトへのジメトエート処理の認可申請の拒否を確認したことを公表
資料日付 2012年6月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア農薬・動物医薬品局(APVMA)は6月21日、輸出トマトへのジメトエート処理の認可申請の拒否を確認したことを公表した。概要は以下のとおり。
 APVMAは、輸出トマトの収穫後の処理にジメトエートを使用するとする園芸生産輸出業者からの認可申請の拒否決定を再確認した。これは当初の決定を再考するための申請者からの正式な要請に基づいている。
APVMAの農薬プログラム管理者は「ジメトエートは有機リン系(OP)殺虫剤であり、急性及び慢性的に健康に影響を与える。化学物質安全局によって作成されたヒトの健康リスク評価では、ジメトエート暴露が子供の成長に有害である懸念を提起した」と述べた。
 急性暴露を引き起こすトマトの摂取量は少なく、リスク評価の摂取量データによると、2~6歳で168g、一般集団で351gであった。オーストラリアの調査データに基づいたトマト(non-cherry/grape)の平均重量は130gである。これは、24時間当たりでは、2~6歳の子供にとって1.3個のトマトであり、6歳を超える一般集団にとっては2.7個のトマトに相当する。推定暴露量に基づき、提案された使用は承認されなかった。全ての事柄を慎重に考慮して、APVMAは当該製品の提案された使用は人々に対して不当なハザードにはならないという申請内容には満足することができなかった。
 結果として、APVMAは許可申請13172を拒否する当初の決定を支持した。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.13/2012(2012.06.27)P23~24
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)
情報源(報道) オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)
URL http://www.apvma.gov.au/news_media/news/2012/2012-06-20_refusal_permit_application_dimethoate.php
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。