食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03590720208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、植物ベースのミルク代替品についてのファクトシートを公表 |
資料日付 | 2012年5月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は5月、植物ベースのミルク代替品についてのファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。 穀物、豆類又は木の実ベースのいくつかの飲料がミルク代替品として市販されている。これらの飲料は以下の原料から作られている。 ・米又はオート麦などの穀類 ・大豆などの豆類 ・アーモンドなどの木の実 1. 植物ベースのミルク代替品は完全なミルク代替品として使用するのに適切か? 一般的に植物ベースのミルク代替品は牛乳又はめん羊乳と同じ栄養成分を含んでいない。ミルクは高レベルのたん白質及び多種類のビタミンやミネラルを含んでいる。穀類ベース飲料のたん白質含量はミルクより少ないが、通常、豆類の植物源からの別のたん白質で補足される。たん白質レベルがミルクと類似である場合は、これらの飲料はミルクとほぼ同量のビタミンA、D及びB群並びにカルシウム及び他のミネラル類が添加されている可能性がある。 以下の事項について表示を確認することができる。 ・成分リストに含まれている全ての添加されたたん白源 ・栄養成分パネルにあるたん白質量 ・ビタミン類及びミネラル類の量:1人前当たりに一日摂取量の少なくとも10パーセントを含む場合は表示される。 たん白質、ビタミン類及びミネラル類を添加した穀類ベースの飲料はミルク代替品として適切である。木の実ベースの飲料も、ミルクよりたん白質含量は少ないが、通常これらはたん白質が添加されていない。また、それらは最近、栄養目的のためにビタミン類又はミネラル類を添加することが許可されていない。そのため、これらの飲料はミルク代替品として適切ではない可能性がある。 2. なぜ一部の穀類ベースの飲料は助言表示(advisory label)があるのか? 子供の通常の発育及び成長には十分なたん白質が必要である。アーモンドや栄養補助食品でない米ベース飲料のような飲料が幼児の通常食である場合に、他の食品源のたん白質はミルクによって提供されるたん白質に置き換える必要がある。ミルクよりたん白質含量が少ない穀類をベースとする飲料は、本製品が5歳未満の子供にとって完全なミルク代替品として適切ではないとの助言表示が法律によって義務付けられている。 3. 詳細な情報を得るには誰と連絡をとるべきか? 穀類ベースの飲料を飲むか、ミルク代替品又は豆乳を子供に与えることを検討している場合は、栄養士又は医師と相談すること。また、これらの製品は大豆又はオート麦等由来の飲料からの物質にアレルギーを有する人にとって適切ではないことに注意すること。アレルギー/不耐性のある幼児は完全なミルク代替品として適切である低アレルゲン調製粉乳についてアドバイスを受ける必要がある。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/plantbasedmilkaltern5391.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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