食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03580690149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、技術報告書「シュマーレンベルグウイルス:疫学情報の分析(2012年4月)」を公表
資料日付 2012年5月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月4日、技術報告書「シュマーレンベルグウイルス:疫学情報の分析(2012年4月)」を公表した(32ページ)。概要は以下のとおり。
 この疫学報告書第2報は2011年8月1日から2012年4月19日までに提出されたデータを分析した結果であり、前回のシュマーレンベルグウイルス(SBV)疫学状況に関する報告書を更新するものである。
 現在、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、スペイン及び英国の8加盟国でSBV症例が確認されている。スイスは奇形産仔のRT-PCR法検査及び母獣の血清検査を行ったが、結果は陰性であった。アイルランドの群は全て陰性で、エストニアも疑い及び確定群はなかった。デンマーク及びノルウェーは疑い群の胎仔及び新生仔をRT-PCR法で検査したところ陰性であった。2012年4月16日現在、欧州のSBVが確認された群は3
,444群である。2012年において成獣の急性症例は確認されていない。
 この結果から、SBV確定群の報告数のピークであった2012年第9週(2月27日~3月4日)から減少していることが示された。第9週からの減少が明らかなのは、めん羊の疑い及び確定群であった。しかし、牛群でははっきりした減少がみられなかった。これは4月の報告が完了していないためとみられる。減少の原因は感染国での出産期が終了したこと、及び4月出生の子めん羊及び子山羊は、SBVに対し脆弱である妊娠期に媒介昆虫数が極めて少なかったことが関連している可能性が高い。
 全ての感染国において、少なくとも1頭のSBV感染が確認された動物のいる群の数は総群数と比較して低いことが示された。ただし、未報告、又は確定診断の欠如などが比率に影響するため、本分析結果は注意して解釈すべきである。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/277e.pdf
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