食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03560350149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、2011年の農薬ユニットのネットワーク活動に関する技術的報告書を公表
資料日付 2012年1月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月30日、2011年の農薬ユニットのネットワーク活動に関する技術的報告書(2012年1月23日承認、10ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. EFSAは、欧州連合(EU)加盟国の農薬関係機関とのネットワークを2つ設置している。
(1) 農薬運営委員会(Pesticide Steering Committee: PSC)は、全体的な農薬リスク評価プログラムを管理及び立案し、評価手順をさらに効率化する方法を検討するために設立された。
(2) 農薬モニタリングに関するネットワーキンググループ(Networking Group on Pesticide Monitoring)は、EU加盟国、国別農薬モニタリングプログラムの結果について提出義務がある欧州自由貿易連合(EFTA)加盟国、欧州委員会(EC)及びEFSAの間の連携強化を目的としている。
2. PSCは2011年、指令91/414/EECの枠組みにおける報告担当加盟国による有効成分の評価に対するピアレビューの計画立案に貢献した。この計画立案やPSCにおける進捗状況の体系的なモニタリングによって、EFSAは、高い作業負荷の管理やさらに法的期限の遵守を可能な限り適切に行いつつ、リスク評価過程におけるEFSAの担当部分を準備することができた。
3. 2011年におけるPSCの重要な課題は、2011年6月14日から完全適用された規則(EC) No 1107/2009の実施であった。特に、(1)残留基準値(MRL)の設定、(2)有効成分の分類区分における欧州化学物質庁(European Chemicals Agency)との調整、(3)公開しなければならない文書に対して機密性の要求が合った時のEFSAの妥当性評価の手順について検討された。
4. PSCは、また、特にEFSAの「植物防疫製剤及びその残留物に関する科学パネル」(PPRパネル)が作成又は更新すべき手引書の特定及び優先順位付けのための討論の場にもなっている。
5. 農薬モニタリングに関するネットワーキンググループは、国別農薬モニタリング活動の結果を提出するための新しい報告書様式(SSD:標準試料概要)の作成に貢献した。当該ネットワーキンググループは、SSDの使い方に関する2種類の手引書を検討し、採択した。当該ネットワーキンググループが行った作業によって、残留農薬に関する欧州最大のデータベースを構築するための、EFSAにおける最大量のデータ収集(報告対象の2009年及び2010年の各年における約1
,400万件の分析測定に関するデータ及び情報)を始めることが可能になった。残留農薬データを報告するSSDの実施によって、提出されたデータの質が向上し、その結果として、残留農薬を含有する食品を経由した消費者についての実際の暴露量評価の的確さを高めた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/229e.pdf
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