食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03550570208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、バクテリオファージと食品のファクトシートを公表 |
資料日付 | 2012年3月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は3月16日、バクテリオファージと食品のファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。 FSANZは現在、リステリア制御目的の非加熱喫食用食品中の加工助剤P100と呼ばれるバクテリオファージ製剤の使用を許可するオーストラリア・ニュージーランド食品基準コード改正のため、Micreos B.Vからの申請を現在検討中である。加工助剤はFSANZによる厳格な安全性評価なしに合法的に食品の生産に用いることは出来ない。 現在、パブリックコメントの最終ラウンドが開かれている。利害関係者は2012年4月27日まで書面での提出を要請されている。 1.バクテリオファージとは何か? バクテリオファージは地球上に最も多い生命体である。ファージは細菌に感染し溶菌するまでその細菌の中で増殖する。それらは、海水、淡水、土壌、植物及び動物(ヒトを含む)並びに食品中の環境に、天然に多く存在する。P100は、食中毒菌であるリステリアを選択的に破壊し、非加熱喫食用食品の安全性向上に貢献するバクテリオファージである。バクテリオファージは植物、動物及びヒトに無害である。バクテリオファージはリステリアを食品の性質を変えずに、アミノ酸の様な天然化合物に分解する。 2.なぜ食品加工にバクテリオファージを使用するのか? バクテリオファージは、食品中の有害な細菌濃度を減少させうる方法として、数か国で食品加工に用いられている。バクテリオファージ処理は、オランダ、米国及びグルジア共和国で適用範囲内で用いられている。食品に関連した使用はごく最近であるが、食品処理でのバクテリオファージ製剤の使用が米国、カナダ及びオランダの当局により承認されている。 3.リステリアとは何か?(回答省略) 4.バクテリオファージは新しいか? バクテリオファージに関する研究と応用は1880年代に西欧、米国及び東欧で始まったが、抗生物質の登場でまもなく衰退した。しかし、臨床用途及び研究は東欧の国々で継続された。種々の使用に関するバクテリオファージの応用は、最近、病原微生物の抗菌剤耐性発達への懸念のため、重要性が増している。バクテリオファージの使用は、食品生産におけるリステリア低減に効果的であるが、最近の衛生製造規範に置き換えられる単一の手段とは考えられていない。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/bacteriophagesandfoo5288.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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