食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03530970474
タイトル スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)、2010年のスペインにおける伝達性海綿脳症(TSE)に関する疫学報告書を公表
資料日付 2012年2月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)の動物衛生警戒システム(Red de Alerta Sanitaria Veterinaria:RASVE)は、2010年のスペインにおける伝達性海綿脳症(TSE)に関する疫学報告書を公表した。概要は以下のとおり。
1. 牛海綿状脳症(BSE)
(1) 2010年1月~12月の間に、計13頭のBSE感染牛が報告された(検体日付による)。
(2) 陽性動物は13頭であった。
(3) 2009年の同期間には18頭が報告されており、2010年に報告された感染頭数は減少した。
(4) 2000年からの感染頭数は、計776頭である。
(5) 424
,943頭が検査され、その多くは食用にと畜された健康な動物であった(332
,619頭)。
(6) 陽性の症例の多くは、死亡又は殺処分された動物であった。このグループでは6頭の陽性動物が検出され、陽性動物総数の46%であったが、検査頭数では21%にすぎない。
(7) 2010年の陽性動物の最高齢は1995年1月出生の15年1ヶ月齢、最少齢は2004年10月出生の5年8ヶ月齢であった。
(8) 品種では、フリゾナ種7頭、交雑種2頭、リムジン種1頭、Rubia gallega1頭、Parda種1頭、Pirenaica種1頭であった。
2. スクレイピー
(1) 2010年1月~12月の間に、計34頭のスクレイピー感染めん羊及び山羊が報告された(検体日付による)。
(2) 種別の分布は、めん羊において28頭、山羊において6頭であった。
(3) 2001年からの感染頭数は、計309頭である。
(4) 51
,400頭が検査された。検査頭数及び陽性頭数の多くは死亡又は殺処分された動物であった(26
,353頭、そのうち74頭が陽性)。
(5) 感染した34頭のスクレイピー型は、定型9頭、非定型25頭であった。
(6) めん羊における定型スクレイピー根絶の手段としての遺伝子型は、対立遺伝子ARQ及びARR型が大部分を占めた。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)
情報源(報道) スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)
URL http://rasve.mapa.es/Publica/InformacionGeneral/Enfermedades/ficheros/Resumen%20Informe%20Final%20Epidemiologico%20EETs%202010.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。