食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03510980208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、穀類(cereal)を主成分とする飲料についてのファクトシートを公表
資料日付 2011年12月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は12月、穀類(cereal)を主成分とする飲料についてのファクトシートの更新版を公表した。概要は以下のとおり。
 穀類を主成分とする飲料は豆乳、えん麦乳(oat milk)及び米乳(rice milk)のような製品を含む。それらの飲料は、乳及び/又は大豆食品に対しアレルギーを有する又は不耐性のヒト、あるいは健康上もしくは倫理的理由のために乳製品を摂取しないヒトに主に飲用される。
1.穀類を主成分とする飲料の栄養成分は牛乳と比較してどの程度か?
 穀類を主成分とする飲料におけるたん白質量は牛乳の約10%である。一部の穀類を主成分とする飲料には現在、添加たん白質が含まれているが、その含有量は牛乳と同等ではない。また、牛乳は穀類を主成分とする飲料と比較すると、天然に、多種類のビタミン及びミネラルを高濃度に含んでいる。食品基準コードでは、製造業者が穀類を主成分とする飲料に牛乳の栄養成分をより反映させるためにカルシウム、リボフラビン及びビタミン Dのような栄養素を添加することが認められている。
2.穀類を主成分とする飲料は5才未満の子供にとって完全な牛乳代替(replacement)品として適切か?
 子供の正常な成長や発達にとって適切なたん白質は必要である。もし子供が乳製品又は大豆飲料の代わりに穀類を主成分とする飲料を飲まなければならないなら、通常は牛乳によって供給されるたん白質を他の食品源からのたん白質に替える必要がある。穀類を主成分とする飲料のたん白質含有量が低い場合は、その製品が5歳未満の子供にとって完全な牛乳代替品として適切でないことを示す注意喚起表示をすることが法律で要求される。
3.より詳細な情報を得るには誰に連絡すればよいか?
 もし、あなたが穀類を主成分とする飲料を飲むか子供に与える場合、栄養士又は医師に相談しなさい。また、これらの製品は、飲料からの米又はえん麦などの穀類に対してアレルギーを引き起こすヒトにとって適切でないことに留意しなさい。アレルギー/不耐性のある小さな子供には、完全な牛乳代替品として適切な低アレルギー調製粉乳が利用可能である。
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/cerealbasedbeverages.cfm
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