食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03510840314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「豚の切片を用いないリスクベースの食肉検査」に関する意見書を公表
資料日付 2012年1月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は1月9日、「豚の切片を用いないリスクベースの食肉検査」に関する意見書(2011年4月14日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 リスクベースの食肉検査は、食肉生産のフードチェーンを指向した統合コンセプトの枠組みにおいて、と畜場で実施されている従来型の獣医師検査を改良する新しい手法である。このコンセプトの目的は、生産と流通チェーンにおいて、畜舎の衛生、動物の健康のモニタリング、輸送及びと畜条件の衛生等の適切な対策により、食肉の安全性を確保することである。
 リスクベースの食肉検査では、と体の扁桃及び喉頭の切り取りを行わない。切り取られた部分を用いての従来型の解剖学的、病理学的方法では、現在のところ、重大なヒトの健康リスクを検出することができない。飼料中の汚染物質及び動物用医薬品の残留によるリスクと同様に、動物及びと体におけるサルモネラ属菌、カンピロバクター及びその他の細菌のような、ヒトに感染する人獣共通感染病原体による感染や生息もほとんど検出できない。
 と畜豚でのリスクベースの検査は、と畜動物が管理された条件及び一貫生産システムの下で飼育された場合にのみ可能である。BfRは、リスクベースの食肉検査においても、と体等及びと畜場における関連のある人獣共通病原体診断のための微生物学的及び血清学的検査法を省略することはできないと考えている。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/risikobasierte-fleischuntersuchung-ohne-anschnitte-bei-mastschweinen.pdf
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