食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03500040343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、フランス北西部、レンヌ市で発生した水道水エチレングリコール汚染事故報告を発表
資料日付 2011年12月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は12月20日、週刊疫学報告書(Bulletin Epidemiologie hebdomadaire:BEH n°49-50/2011)で、今年1月にフランス北西部、レンヌ市のショッピング街及びビジネス街のビル内で発生した水道水エチレングリコール汚染事故について報告している。概要は以下のとおり。
 調査結果:当該ビル内で働いていた人々にアンケート調査を行い、204人が回答した。ほとんどの住民(96.7%)が汚染の通知を受けていた。そのうちの10.8%は1月12日以降に通知を受けた。半数以上が汚染期間中に汚染水を摂取していた。エチレングリコール汚染水を摂取したヒトの摂取量はケースバイケースであるが幾何平均で8.9mg/kg~6.4mg/kgである。これらの摂取グループの4分の1は、汚染期間中汚染水を摂取し続けており、エチレングリコール中毒症状の1つ以上の症状があると訴えている。
 結論:計算暴露量はエチレングリコールの毒性参照値を超えていた。早期の警報を広範囲に発していれば暴露人数をより少なくできたはずである。
 報告書本文(16ページ、概要のみ英語併記)は以下のURLから入手可能。
http://www.invs.sante.fr/content/download/25443/138474/version/15/file/BEH_49_50_2011.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/Publications-et-outils/BEH-Bulletin-epidemiologique-hebdomadaire/Derniers-numeros-et-archives/Archives/2011/BEH-n-49-50-2011
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。