食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03490750363
タイトル 台湾行政院衛生署疾病管制局、マレーシアを訪れた外国人旅行者に肉胞子虫症が発生したことを受け注意喚起
資料日付 2011年12月10日
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分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署疾病管制局は12月10日、マレーシアを訪れた外国人旅行者に肉胞子虫症が発生していることから、マレーシア旅行に行く台湾の市民に対し、飲食物の衛生面に特に気を付けるよう注意喚起した。現在までに、6か国の23人がほぼ確実例とされており、感染者は筋肉痛の症状の他、軽度の下痢や発熱を呈している。多くの患者は症状が2~4週間継続している。
 肉胞子虫症はSarcocystis属原虫の寄生を原因とする人獣共通感染症であり、主に東南アジア等の熱帯・亜熱帯の国々で発生する。通常、動物(牛や豚)に感染し、ヒトにも感染する。ヒトへは、加熱不十分の肉類や汚染水、感染動物の排泄物に汚染された土壌によって感染する。現在のところ、感染者はドイツからの旅行者が最も多く8人、その他はフランス、スイス、シンガポール、オランダ、カナダからの旅行者となっている。患者らは、6月から8月までにティオマン島やプルフンティアン島で過ごしていた。
 同局は、肉胞子虫症の感染を防ぐため以下の注意事項を挙げている。旅行者は飲食・飲み水・個人の衛生管理に注意しなければならない。歯磨きや食品を洗う際に使う水や製氷用の水も含め、飲み水は煮沸し、適切にろ過すること。水に塩素を加えるだけでは肉胞子虫は死滅しない。適切に包装されていない飲料は飲まないようにし、加熱調理した食品を食べるようにする。野菜や果物は洗う、または皮をむくこと。石鹸で手を洗い、野外水泳は避けること。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署疾病管制局
情報源(報道) 台湾行政院衛生署疾病管制局
URL http://www.doh.gov.tw/CHT2006/DM/DM2_p01.aspx?class_no=25&level_no=1&doc_no=83118
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