食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03490110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価96:88の香料物質に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2011年12月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月9日、香料グループ評価96(FGE.96):88の香料物質に関する科学パネルの意見書(2010年11月25日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議 (JECFA)によって2000年以降に評価された香料物質の評価を検討し、委員会規則(EC)No1565/2000の規定に従い、さらなる評価が必要かどうか決定することを要請された。現在のFGE.96は別のFGEsからの JECFA評価の88物質について検討する。88の全物質に共通して、問題のFGEsの最初の検討時には、全物質とも欧州の生産量を入手できなかった。結果として、欧州連合(EU)についてMSDI値(訳注:香料の年間生産量からの推定摂取量)を計算できず、当該物質はEFSAの評価法によって検討されなかった。業界は今回、当該物質の生産量を提出した。新たに提出されたこれらの生産量に基づいて、EUのMSDI値が算出され、本MSDI値に基づいて当該物質は評価手順(構造活性相関、摂取量、代謝及び毒性に関する情報を統合する段階的な手法)によって再検討された。問題のFGEs中で、FGE.96で検討された物質の遺伝毒性はすでに検討され、当該物質のいずれも遺伝毒性の懸念は確認されなかった。パネルは、当該物質のうち87物質は、MSDI法に基づいて推定された食事摂取量で安全性の懸念はないと結論づけた。しかし、2-アセチル-1-エチルピロールに関しては、パネルは適切な無毒性量(NOAEL)を特定することができなかった。したがって、追加のデータが必要である。当該香料物質の安全性評価に加えて、市販原料の規格も考慮され、さらに8つの立体異性体の組成が特定されなければならない。


国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.25/2011(2011.12.14)P17
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/1924.pdf
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