食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03480980450
タイトル Eurosurveillance :掲載論文「2009年6月にフランスで発生したオカダ酸及びジノフィシストキシン1エステルに汚染された二枚貝に関連する集団食中毒」
資料日付 2011年11月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 16
, Issue 46
, 17 November 2011)に掲載された論文「2009年6月にフランスで発生したオカダ酸及びジノフィシストキシン1エステルに汚染された二枚貝に関連する集団食中毒(Food Poisoning Outbreaks linked to Mussels Contaminated with Okadaic Acid and Ester Dinophysistoxin-3 in France
, June 2009)」の概要は以下のとおり。
 2009年6月、フランス北西部ビレーヌ湾で採捕された二枚貝を食べた45人が関わる11件の集団食中毒が発生した。この地域では5月半ばから有毒渦鞭毛藻類が検出されており、オカダ酸(OA)及びジノフィシストキシンが集団感染の原因物質と疑われた。ただし、毎週のマウスでのバイオアッセイはずっと陰性であった。3件の食中毒の患者11人の疫学データが収集され、これらの食中毒の原因と特定された二枚貝のバッチには、オカダ酸群毒素が欧州規制値のおよそ8倍の濃度で含まれていた。
 さらに、11人の患者の摂取データから最小毒性量(LOAEL)が算出された。少数集団から算出されたものではあるが、LOAELは約50μgOA当量/人となり、2006年に欧州食品安全機関(EFSA)が設定したLOAELと同程度であった。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.24/2011(2011.11.30)P8~10 http://www.nihs.go.jp/hse/food-

info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20020
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。