食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03480740208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、生の鶏肉における微生物学的調査についてのファクトシートを公表
資料日付 2011年11月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は11月、生の鶏肉における微生物学的調査についてのファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。
 FSANZは、2008年に、生体鶏及び食鳥処理後の鶏肉が有害細菌に汚染されているかどうかを調査した。この調査は、2012年5月に実施される家きん肉の一次生産及び加工(PPP)に関する基準を改良するために行われた。本基準では、家きん飼育農家及び加工業者は、彼らの規範及び手順が家きんにおけるサルモネラ属菌及びカンピロバクター汚染の低減に効果的であることを保証することが求められる。サルモネラ属菌及びカンピロバクターは生の鶏肉に存在しうる主要な2細菌であり、調理によって死滅する。サルモネラ属菌及びカンピロバクターの検査は、鶏肉供給チェーンに沿って農場、加工直前及び処理工程の3か所においてなされた。
 主な調査結果
・農場で採取された検体の64%はカンピロバクター陽性であり、47%がサルモネラ属菌陽性であった(47%が病原性型)。
・食鳥処理直前の検体の84%はカンピロバクター陽性であり、13%がサルモネラ属菌陽性であった(7.5%が病原性型)。
・食鳥処理の最終工程で得られた検体の84%はカンピロバクター陽性であり、37%がサルモネラ属菌陽性であった(22%が病原性型)。
 これらの結果は、豪州及び海外での同様の調査結果と相違なかった。本基準が実施された後、FSANZは鶏肉におけるサルモネラ菌及びカンピロバクター汚染を低減させる新たな要件の有効性を判断するために、別の家きんの調査を実施する予定である。
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets2011/rawchickenmeatmicrob5364.cfm
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