食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03471140164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、食品のサルモネラ属菌検出能力に関する第4回EUラボラトリー間比較試験結果報告書を発表
資料日付 2011年11月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は11月11日、欧州リファレンス・ラボラトリー (EURL) として欧州加盟諸国の31のナショナル・リファレンス・ラボラトリー(NRLs) の参加を得て、食品(ひき肉を使用)のサルモネラ属菌検出能力に関する第4回EUラボラトリー間比較試験(comparison study)を実施し(2010年)、その報告書を発表した。概要は以下のとおり。
 2010年に試験室間共同比較試験に参加した欧州共同体域内の31のナショナル・リファレンス・ラボラトリー(NRLs)のうち、28のラボラトリーが豚ひき肉及び牛ひき肉に含まれる高レベルのサルモネラ属菌と低レベルのサルモネラ属菌とを検出でき、第一回目の試験で望ましい結果を達成した。残りの3つのNRLsうちの1つは、生データを試験報告書に転記する際に転記ミスをしたもので、「普通」の成績となった。残りの2つのNRLsは追試で望ましい結果を収めた。ブランクサンプルとテスト用の他のサンプルまたは彼らのラボラトリーのサンプルとの交差汚染が、第一回目の試験で彼らの得た結果が望ましい結果にならなかったことに対する最も可能性の高い説明である。
 以上がサルモネラ属菌EURLが実施した第4回食品ラボラトリー間比較試験の結果である。試験は2010年8月に実施、追試は2011年1月に実施された。欧州連合加盟諸国のサルモネラ属菌検出に責任を持つ全てのNSLsはこのラボラトリー間比較試験に参加しなければならない。RIVMは、その組織内の一部としてサルモネラ属菌EURLを引き受けている。
 ひき肉中のサルモネラ属菌検出の3つの異なる分析方法が試験に使用された。このうちの2つは国際的に規定された方法(MKTTn及びRVS)である。3つ目は獣医学分野のサンプルに含まれるサルモネラ属菌の検出用に国際的に規定され(食品テストでは義務付けられていないが)、EURLの要請によって試験に組み入れられた方法(MSRV)である。
 参加ラボラトリーは定められた指示に従って試験を行わなければならない。それぞれのラボラトリーはひき肉(サルモネラ属菌無菌)、高低2つのレベルのサルモネラ属菌(Salmonella Typhimurium)に汚染された粉ミルクの入ったゼラチンカプセル29個、無菌粉ミルクの入ったカプセル多数を梱包したパッケージを受け取り、挽肉にカプセルをスパイクし、次いでサンプルのサルモネラ属菌検出試験を実施した。
 報告書(78ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/330604020.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/330604020.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。