食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03470930475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、害虫抵抗性遺伝子組換えトウモロコシ5307の認可について意見書を提出
資料日付 2011年11月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、欧州規則(EC)No.1829/2003に基づき害虫(Diabrotica virgifera:コウチュウ目ハムシ科ディアブロティカ・ビルジフェラ)抵抗性遺伝子組換えトウモロコシ5307を輸入、加工及び食品や動物飼料として使用するための市場流通認可申請について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて、2011年9月20日付けで意見書を提出した。
 トウモロコシ5307は、eCry3.1Abタンパク質を及びマンノースリン酸イソメラーゼ(PMI)を産生するように遺伝子を組み換えたトウモロコシである。eCry3.1Abタンパク質は、mCry3Aタンパク質とCry1Abタンパク質を合成したキメラタンパク質である。キメラタンパク質eCry3.1Abは、ディアブロティカ・ビルジフェラ(Diabotrica virgifera)やコーンルートワームなどのコウチュウ目害虫に対する抵抗性を付与する。PMIタンパク質は、唯一の炭素源としてマンノース6-リン酸を代謝する。PMIタンパク質は選択マーカーとして使用されている。
 トウモロコシ5307と対照トウモロコシの化学成分比較分析は、そのほとんどの成分組成が対照と同等であった。栄養性試験では同系統の基準トウモロコシと同等であった。
 食用及び動物飼料としてのトウモロコシ5307摂取の安全性に関しては、提出された試験結果はトウモロコシ5307の新たなタンパク質eCRY3.1Abの安全性を結論づけるものであった。
 ただし、トウモロコシ5307全体(種子・茎葉)を使用して、90日間の亜慢性毒性動物試験が行われていないことから、ANSESは遺伝子組換えトウモロコシ5307穀粒及びその副産物の安全性について判断できないとしている。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/Documents/BIOT2011sa0159.pdf
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