食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03460330149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、人獣共通感染症に係るファクトシート「人獣共通病原性大腸菌」を公表
資料日付 2011年10月27日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月27日、人獣共通感染症に係るファクトシート「人獣共通病原性大腸菌(Zoonotic E. coli)」(2ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 人獣共通感染性の大腸菌とは
2. EFSAの役割と欧州連合(EU)全域にわたる協力体制
 EFSAは欧州疾病管理予防センター(ECDC)と共同で、毒素産生性大腸菌からの公衆保護の目的の下、地域全体にわたる最近の保菌率調査及びヒトに感染を伝播するいろいろな食品の役割などのリスク評価を行う役割を担う。収集したデータは、EUにおける人獣共通感染症、集団食中毒、抗菌性物質耐性の年次報告書及び人獣共通感染症特集報告書にて公表している。EFSAとその特別委員会は、リスク評価者及びリスク管理者の政策決定の支援のために、タイムリーな科学的データ及び高水準の評価を率直かつ透明性をもって提供するべく活動している。
3.2011年の志賀毒素産生性大腸菌(STEC)血清型O104:H4集団感染症発生について警戒態勢の欧州
 2011年5月初から6月にかけて、ドイツを中心に欧州各地からVTEC(ベロ毒素産生性腸管出血性大腸菌)による集団感染症が発生し、HUS(溶血性尿毒症症候群)770人、VTEC感染者3100人、確定死亡者47人が報告された。これは過去60年間で最大の細菌性集団食中毒である。スプラウトの種子が原因食品としての可能性が最も高いとされた。
 EFSAは6月3日、ECDCと共同で感染及び伝播モデルの情報並びに感染予防方法を提示した。6月6日、ヒト、食品及び動物におけるVTEC出現及び事例の科学報告書を公表した。
 6月24日にフランスでも同株のO104:H4による感染者が発生したことから、6月27日、EFSAは関連する種子の欧州での供給配給チェーンを追跡調査する特別委員会を立ち上げ、7月5日に、スプラウトに使用されたエジプト産フェヌグリーク種子の1ロットが2つの集団感染事例に最も関連している、とする報告書を公表した。この報告を受け、EUは消費者保護規則を発令した。EFSAは10月3日、加盟国の追跡調査完了に伴いスプラウト摂取に対する助言を更新した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/corporate/doc/factsheetecoli.pdf
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