食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03450150149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのブチルヒドロキシアニソール (BHA) (E320)の再評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2011(平成23)年10月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月12日、食品添加物としてのブチルヒドロキシアニソール (BHA) (E320)の再評価に関する科学的意見書(2011年9月21日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、BHAの安全性を再評価した科学的意見を述べる。BHAは、欧州連合(EU)域内で食品添加物として認可された合成酸化防止剤であり、以前にFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)によって数度にわたり評価され(直近の評価は1989年)、EUの食品科学委員会(SCF)によって1989年に評価された。いずれの機関も0.5mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)を設定したが、SCFが設定したADIは暫定ADIに分類された。いずれの機関もラットの前胃部における増殖性変化を根拠としてADIを設定した。
2. ANSパネルに新たに提出された書類はなく、(1)従前の評価、(2)従前の評価以降に利用可能になった追加文献、(3)EFSAのデータ公募後に利用可能になったデータを、ANSパネルによる評価の基礎として用いた。
3. BHAは遺伝毒性に関して懸念を提起しないとANSパネルは結論づけた。BHAについて多数の長期毒性及び発がん性試験が実施されており、暴露群において前胃部における増殖性変化の誘発を示すラット数を対照群と比較して10%増加させるベンチマーク用量の95%信頼区間の下限値(BMDL10)として115mg/kg体重/日及び83mg/kg体重/日が示された。ANSパネルは、現在のデータベースによって、ADIを改定する理由が示されていると結論づけた。げっ歯類における前胃部の過形成は、ヒトのリスク評価に関連していない可能性があるとANSパネルは考えた。
4. 高用量を投与した児ラットにおける成長遅延、死亡率の増加及び行動作用についての100mg/kg体重/日の無毒性量(NOAEL)を根拠として不確実係数100を適用し、ANSパネルは1.0mg/kg体重/日のADIを設定した。このNOAELは、また、ラットに観察された前胃部の過形成についての2つのBMDL10値に適合する。さらに、現在の使用量において精査された推定摂取量は、1.0mg/kg体重/日のADIを一般的に下回るとANSパネルは結論づけた。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.21/2011(2011.10.19)P7
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2392.pdf