食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03400300149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、くん液一次産品Zesti Smoke Code 10の安全性の2011年更新に関する科学的意見書を公表
資料日付 2011年7月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月27日、くん液一次産品Zesti Smoke Code 10の安全性の2011年更新に関する科学的意見書(2011年7月6日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は新しいラット90日間経口投与毒性試験の評価に基づいた、くん液一次産品Zesti Smoke Code 10の安全性評価を更新した。 2009年には、パネルは、この一次製品の安全マージンが(5から32の範囲で)不十分であり、提出された使用方法及び使用濃度(レベル)では安全性に懸念があると結論づけた。今回の新たな申請では、申請者は使用上限濃度を減少させ、複合食品への使用を避けることを提案した。提出された化学物質のデータは、新たに90日間経口投与試験でテストした物質が、2009年にEFSAによって評価された一次産品の代表となることを示した。新しい90日間経口投与試験から、パネルは高投与量により誘発された雌ラットにおける体重増加の減少と白血球の変化に基づいた664mg/kg体重/日のZesti SmokeのNOAEL(無毒性量)を決定した。パネルは、新しい試験の実験的デザインはNOAELの決定のためにより正確であるので、今回のNOAELは、以前の90日間経口投与試験で決定された134mg/kg体重/日のZesti SmokeのNOAELに優先すると考えている。使用上限濃度でZesti Smokeがすべての食品源(18カテゴリー)で使用されたと考えると、使用した暴露評価モデルに応じて推定食事摂取量は6.7から8.4mg/kg/体重/日となる。使用(使用上限濃度)が伝統的な燻製料理のみで想定されている場合、暴露量は5.0から7.7mg/kg体重/日と推定される。当該一次産品の安全マージン、すなわち、新しい90日間試験からのNOAELと摂取推定値の間の比は79~99(全ての食物源)あるいは86~133 (伝統的な燻製食品のみ)のいずれかである。その値は90日間毒性試験に基づいたもので、生殖、発達、長期毒性試験のデータが欠けているため、これらの安全マージンは不十分であるとパネルは考えている。2009年の結論に沿って、パネルは、提案された使用法と使用濃度では一次製品Zesti Smoke Code 10は安全性に懸念があると結論づけた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2307.pdf
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