食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03310110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのカラメル色素I、II、III、IV (E 150a, b, c, d)の再評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2011年3月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月8日、食品添加物としてのカラメル色素I、II、III、IV (E 150a, b, c, d)の再評価に関する科学的意見書(2011年2月3日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 科学パネル(ANSパネル)は、食品添加物として使用されるカラメル色素I(E150a)、II(E150b)、III(E150c)及びIV(E150d)の安全性を再評価した科学的意見を提示する。カラメル色素は、制御された温度及び化学処理の条件の下で炭水化物を加熱することによって生産される化合物の複雑な混合物である。カラメル色素は、製造に使用される反応補助物質によって4種類に分類される。カラメル色素は、EUの食品科学委員会(SCF)及びFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)によって以前に評価されており、カラメル色素Iについて一日摂取許容量(ADI)の数値は不要であると結論づけたが、カラメル色素II、III、IVについてはADIを160~200mg/kg体重/日の範囲で設定した。
2. 毒性学的データベースの整合性を考えて、ANSパネルは、カラメル色素IVを用いたラット13週間試験で特定された無毒性量(NOAEL)の30g/kg体重/日(試験した最大用量)及びカラメル色素IVを用いたラット繁殖毒性試験で特定された類似したNOAELに不確実係数100を適用することで、カラメル色素のグループADIを300mg/kg体重/日に設定する。カラメル色素II、III、IVについて同等のNOAELがSCF 及びJECFAの評価で報告された。このグループADIの範囲内において、ANSパネルは、2-アセチル-4-テトラヒドロキシブチルイミダゾール(THI)の免疫毒性に関する新たな知見のため、カラメル色素IIIの個別のADIを100mg/kg体重/日に設定する。
3. 小児及び成人集団に予見される食事経由の暴露量はカラメル色素I、III、IVの各ADIを超える可能性があるとANSパネルは結論づけるが、カラメル色素IIに対する推定暴露量はカラメル色素IIのADIを下回った。カラメル成分のTHI、4-メチルイミダゾール(4-MEI)及び二酸化硫黄(SO2)への各推定暴露量は懸念にはならないが、ANSパネルは、免疫系へのTHIの影響について残っている不確実性を明確にする追加試験を歓迎する。
4. ANSパネルは、5-ヒドロキシメチル-2-フルフラール(5-HMF)及びフランなどカラメル色素の他の成分が懸念になりうる濃度で存在している可能性があることに留意し、カラメル色素の成分規格にこれらの成分の含有量の上限値を入れることが望ましいと考える。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2004.pdf