食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02950400314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「食品と接触する(プラスチック)製品へのトリクロサンの使用禁止を支持する」を公表
資料日付 2009年8月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「食品と接触する(プラスチック)製品へのトリクロサンの使用禁止を支持する」(2009年6月12日付)を公表した。概要は以下のとおり。
 トリクロサンは殺菌有効成分で、主に化粧品に使用されているが、衣類、洗浄・消毒剤、食品と接触する様々なプラスチックにも使用されている。食品と接触するプラスチックに添加する物質は、EUにおいて2010年以降、当該用途のための認可が必要である。そのためBfRは、食品と接触するプラスチックへのトリクロサンの使用が消費者への健康リスクとなるかどうかを評価した。主に欧州委員会の消費者製品科学委員会(SCCP)の安全性評価に基づくBfRの評価は次のとおり。
 化粧品に広範に使用されているトリクロサンにより、すでに消費者は危険にさらされている。特定の状況下では、十分安全だと定義される暴露マージン100が確保されないためである。プラスチック製品から食品へトリクロサンが移行すると、消費者はさらにトリクロサンを摂取することになる。それゆえ、食品と接触する製品に添加する物質としてトリクロサンを認可すべきではない。
 又、トリクロサンの広範な使用が耐性の獲得及び拡大にどのように関与しているのか明確に解明されていないことからも、トリクロサンの使用は必要最低限に抑えるべきである。
 本意見書の概要の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/230/bfr_supports_ban_on_triclosan_in_food_contact_materials.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/216/bfr_unterstuetzt_verwendungsverbot_von_triclosan_in_lebensmittelbedarfsgegenstaenden.pdf
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