食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02630240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価34:化学物質グループ28のテトラヒドロキノリン誘導体に関する科学的意見書を公表
資料日付 2008年8月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月27日、加盟国において食品に使用されている化学的に同定された香料物質のうち、香料グループ評価34の中でテトラヒドロキノリン誘導体(tetrahydroquinoline derivative)の1つである香料物質の1,2,3,4-テトラハイドロ-6-メチルキノリン(1,2,3,4-tetrahydro-6-methylquinoline)について食品添加物・香料・加工助剤・食品接触材に関する(AFC)科学パネルが評価した科学的意見書(20ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 当該パネルは、EU規則No1565/2000にある安全性評価手順(JECFA手順)を用いて、当該物質を評価するよう依頼をうけた。Cramerら(1978)によるディイジョンツリー法では、当該香料物質は構造クラスIIIに分類される。当該物質は、いかなる品目の食品においても天然に産生することは報告されていない。
2. 当該パネルの評価では、欧州における香料物質の一人当たりの摂取量を推定するため、Maximised Survey-derived Daily Intake (MSDI)手法を標準として用いてきた。しかし、欧州の香料業界が提供した情報からMSDI手法が多くの場合において一般消費者の摂取量を過小評価することが判明した。その結果、MSDI手法で求めた使用量、使用レベル及び摂取量の推定に関するデータを当該パネルは保留した。また、香料業界が報告した通常の使用レベルに基づきmodified Theoretical Added Maximum Daily Intake (mTAMDI) 手法を用いて、一人当たりの一日摂取量を推定することを当該パネルは決定した。香料物質の摂取量が、対応する懸念を引き起こす閾値を超える可能性がmTAMDI手法で示された場合は、JECFA手順を用いた正式な安全性評価を行わないと当該パネルは決定し、香料の用途及び使用量に関するより詳細なデータを当該パネルは要求する。
3. 標準MSDI法によると、本グループの当該香料物質の欧州における推定摂取量は0.012μg/人/日で、構造クラスIIIの物質の閾値90μg/人/日を下回る。当該物質又はその構造的類縁物質について、遺伝毒性に関するデータ(in vitro又はin vivo)は入手できなかった。当該物質又はその構造的類縁物質について吸収、分布、代謝及び排出に関する研究情報は入手できなかった。このため、当該物質が無毒な産物に代謝されると結論付けることはできなかった。当該物質又はその構造的類縁物質についての毒性データも入手できなかった。当該物質又はその構造的類縁物質について、目的用途の条件下における適正な安全マージンを提供できる無毒性用量(NOAEL)は存在しない。従って、追加データが必要である。
4. 当該物質のmTAMDI法による推定摂取量は400μg/人/日である。これは構造クラスIIIに属する物質の閾値90μg/人/日を超えている。従って、当該物質について信頼性のより高い暴露データが求められる。その追加データに基づき、当該香料物質をJECFA手順の段階に沿って再審査することが望ましい。JECFA手順を用いて評価した当該被験物質に関する結論が商業製品に適用できるか否かを決定するためには、入手できる成分規格を考察する必要がある。当該商業製品ついての完全な純度基準及び同定試験を含む適正な成分規格が提供されているが、1,2,3,4-テトラハイドロ-6-メチルキノリン又は構造的類縁物質については追加データが必要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/afc_op_ej780_FGE34_op_en.pdf?ssbinary=true