食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02460230104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、トマトによるサルモネラ食中毒の調査結果を公表
資料日付 2008年6月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は6月2日付でトマトによるサルモネラ食中毒の調査結果を公表した。概要は以下のとおり。
 CDCは各州の衛生当局、インディアン衛生局、FDAと共同で複数の州で発生したSalmonella血清型Saintpaul感染症の調査を行った。ニューメキシコ及びテキサス州衛生当局者らは患者と健常者に面接し摂取食品を対照させる疫学調査を行い、トマトの生食が疾病の原因として考えられることを確認した。トマトの具体的な品種と汚染源については調査中であるが、暫定的データでは、ローマ(Roma)や赤色丸玉(red round)のような大玉トマトが汚染源であると示唆されている。
 4月末以降、テキサス州(21人)とニューメキシコ州(19人)で40人が同じ遺伝子型のSalmonella Saintpaulに感染していたことが判明した。ニューメキシコ衛生当局は更に17例を調査中である。これらは各州の臨床検査機関が特性解析のため患者からのサルモネラ属菌株を州の公衆衛生研究所に送ったことにより特定された。面接を受けた38人は4月23日~5月27日の間に発症していた。患者の年齢は3歳~82歳で48%が女性であった。少なくとも17人が入院治療を受けたが死亡例の報告はない。
 6月9日付最新情報による患者数は以下のとおり。
 4月中旬以降、同じ遺伝子型のSalmonella Saintpaulの感染者は次の17州の167人に上った:アリゾナ(12人)、カリフォルニア(2)、コロラド(1)、コネティカット(1)、アイダホ(2)、イリノイ(27)、インディアナ(7)、カンサス(5)、ミシガン(2)、ニューメキシコ(39)、オクラホマ(3)、オレゴン(3)、テキサス(56)、ユタ(1)、バージニア(2)、ワシントン(1)、ウィスコンシン(3)。面接を受けた73人は4月16日~5月27日の間に発症していた。患者の年齢は1~82歳で、49%が女性であった。少なくとも23人が入院治療を受けたが死亡例の報告はない。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/salmonella/saintpaul/
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