食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02360100361
タイトル 台湾行政院衛生署、しゅんぎくの残留農薬基準超過により食品安全警報を発信
資料日付 2008年3月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署は3月22日、同署薬物食品検査局が2008年2月に市販の農産物中の残留農薬について実施した検査の結果を公表するとともに、同署が信号色の3段階にレベル分けして発している食品安全警報の赤信号レベルの警報を発信した。概要は、以下のとおり。
1.野菜・果物109サンプルのうち、16サンプルから検出されてはならない農薬が検出された。
 そのうち、しゅんぎく1サンプルからはフィプロニル(2.33ppm)、ジクロトホス(0.04ppm)、インドキサカルブ(1.07ppm)、アセタミプリド(0.03ppm)が検出された。
2.問題の野菜・果物については、同署はすでに出所を調査し、法に基づき処理を行っている。サンプルの出所(サプライヤー)は、情報源のURLから入手可能。
3.同署の定める「農薬残留基準値」は、行政管理上の規制値であって健康被害をもたらす境界値ではない。今回の検出レベルは、各農薬の一日摂取許容量(ADI)を体重60kgの成人のADIに換算した値と比較した際、このしゅんぎくの場合は100g摂取するとフィプロニル及びジクロトホスの摂取量はADIの1940%及び100%に達する。
 以上の結果及び講評を踏まえ、同署は消費者に対し、野菜・果物の購入の際はCASマーク(台湾独自の優良農産物マーク。認定基準は行政院農業委員会が定める)を有する等の信頼の置ける販売店で購入するよう勧めている。また、野菜を洗浄する際はまずは根の部分を水で洗浄してから根を取り除き、さらに10?20分間水に浸してから再度水で2?3回洗浄すると農薬の除去に有効である旨をアドバイスしている。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://consumer.doh.gov.tw/fdaciw/pages/naderism_content.jsp?typeSn=4&listSn=38&sn=584&pageNo=1&prePageNo=1
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。