食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02230330160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、新食材(リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプン)の認可に関する意見書案について意見募集を開始
資料日付 2007年12月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は、傘下の新食品及び手続きに関する諮問委員会(Advisory Comittee on Novel Foods and Processes: ACNFP)が企業から使用認可の申請があった新開発食品に関し作成した意見書案を公表し、意見募集を開始した。概要は以下のとおり。
 リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプン(Phosphated distarch phosphate)は、高アミロース含有トウモロコシ(High amylose maize)デンプン由来の物質で、最低70%の食物繊維を含んでいる。現在、スープ、ソース、冷凍グレイビー、パイの中身など製品の粘度を安定させる添加物として使用されている。
 National Starch Food Innovation社は、同物質をビスケット、ケーキ、マフィン、クラッカー、パスタ、ピザ、パン生地、パン、調理済み朝食シリアル、トルティーヤなど、水分含量が少ない食品で食物繊維源として最大35%まで使用したいとして、FSAに対し認可の申請を行った。
 ACNFPとしては、当該食品は既に認可を受けている食品添加物であり、毒性学的に何ら問題を引き起こす可能性はほとんどないとの意見に同意する。他方、提起されている摂取レベルでは胃腸アレルギーを引き起こす可能性がないとするデータが成人にのみ当てはまることに対し懸念を抱いている。そこで、申請された食品の範囲における当該食品の使用については、摂取により幼い子供達に下痢を引き起こす可能性がある旨の表示を行う条件で許容出来るとの結論に達した。
 当該新食品の意見書案全文(PDF9ページ)は、下記のURLから入手可能。
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/draftpdpopinion.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) Food Standards Agency
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2007/dec/pdp
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