食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02230290149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、EUの人獣共通感染症などのトレンドと原因に関する2006年版レポート
資料日付 2007年12月20日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、人獣共通感染症などのトレンドと原因に関する2006年版レポートを公表した。
 EFSAは、2006年に主にEUで発生した人獣共通感染症、食品由来アウトブレイクなどの情報を入手して分析を行った。2006年は前年から若干減少したとはいえ、カンピロバクター症が依然として最も感染例の多かった人獣共通感染症であった。サルモネラ症は二番目に感染例が多かったが、サルモネラ症への感染は過去減少しており、ここ三年は統計学的にも有意な減少が確認されている。
 カンピロバクター陽性が最も多かった食品は、生鮮鶏肉であった。また、カンピロバクターに関しては、治療に一般的に使用されている抗生物質シプロフロキサシンへの高水準の耐性獲得が懸念されている。一方、サルモネラ属菌は生鮮鶏肉や豚肉に多く検出されているが、食品由来のアウトブレイクの最大の原因は卵であり、食肉がそれに次いでいる。ただ、サルモネラ属菌は鶏に頻繁に検出されているが、産卵鶏などのサルモネラ属菌感染はEU全体で大幅に減少しており、管理措置の成果が現れている。また、リステリア症の発生件数は過去5年で大幅に上昇している。リステリア菌が最も多く検出されたのは調理済み(ready-to-eat (RTE))の魚製品であり、チーズとその他RTE製品が続いている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/EFSA/DocumentSet/Zoonoses_report_2006_full_light
,0.pdf
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