食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01610220149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、殺虫剤カルボフランに関するピアレビューを公表
資料日付 2006年9月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、申請国からの資料提供を受け、殺虫剤カルボフランの安全性に関するピアレビューを行った。
 当該物質は、in vitroで遺伝毒性を示したが、in vivoでは陰性であった。また、ヒドロキシ代謝物が遺伝毒性を示したのを始めとして、当該物質の代謝物には毒性がある。実験結果から当該物質の暫定ADIを0.001mg/kg体重/日、急性参照用量(ARfD)を0.001mg/kg体重と設定した。
 当該物質の残留物に関する実験の結果、甜菜・とうもろこし・ヒマワリにおける残留量は低く、概ね検出限界以下となった。家畜の場合、当該物質の大部分は代謝され、当該物質が可食組織に著しく残留することはないと考えられている。また、当該物質が消費者に与えるリスクについての評価に関して、今回のピアレビューにおいて結論は出なかった。食事経由での当該物質及び代謝物の慢性的摂取量は、上記暫定ADIを下回ると予測される。ただし、とうもろこしを消費する幼児における当該物質の予想摂取量が上記ARfDを若干超過するものの、これは主に、残留試験の分析方法の感度に左右されることが判明している。
 なお、本文は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/etc/medialib/efsa/science/praper/conclusions/praper_concl_carbofuran.Par.0009.File.dat/praper_concl_sr90_carbofuran_en.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/science/praper/conclusions/praper_concl_carbofuran.html
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