調査情報詳細
評価案件ID | cho20200010001 |
評価案件 | 食品用器具・容器包装に用いられるビスフェノールAに係る評価手法及び科学的知見(体内動態、毒性、ばく露量、疫学調査等)に関する調査 |
資料日付 | 2020年3月31日 |
分類1 | 調査事業情報 |
分類2 | 報告書 |
事業概要 | 平成20年に厚生労働省から食品健康影響評価(以下、「リスク評価」という。)が要請された器具・容器包装に係るビスフェノールA(BPA)については、平成22年7月7日の第13回器具・容器包装専門調査会において、生殖発生毒性等に関するワーキンググループから「ビスフェノールA(BPA)に関する健康影響について 中間とりまとめ」が報告された。この報告では、中間とりまとめ時点での知見からは耐容一日摂取量(TDI)を設定することは困難であり、今後、低用量影響に関する新たな科学的知見が得られた時点で最終的な評価をとりまとめることとされた。 これを受け、食品安全委員会は、平成25年度食品安全確保総合調査「ビスフェノールAの食品健康影響評価に関する評価手法の調査及び情報収集・分析」にて、平成22~25年に公表された文献等を対象に調査を実施し、その結果をBPAのリスク評価の再開に向けた基礎資料として活用しているところである。 今般、米国医薬品庁/国立毒性研究センターは、BPAの低用量影響の検証を含むラット2年間慢性毒性試験(CLARITY-BPA Program)の最終報告書を、2019年秋に公表予定としている。また、欧州食品安全機関も、CLARITY-BPA Programの結果を活用し、2020年までにビスフェノールAの再評価を実施予定としている。 本調査では、BPAのリスク評価の再開へ向けて最新の知見を得るため、平成25年度の調査に引き続き、平成26年以降に公表された文献等(BPAに係る評価手法及び科学的知見(体内動態、毒性、ばく露量、疫学調査等))を収集し、情報の整理・分析を行う。 |
事業名 | 食品安全確保総合調査 |
実施機関 | 食品安全委員会 |
添付資料ファイル |